産前産後サポートは、産前産後のお母様の心と体のサポート、新生児のケアを行うサービスです。
このサービスを行うために必要な会社の研修を受けました。
1 産前産後の母親と乳児のサポートについて
産前産後の母親と乳児の発達に関する概論の後、参加保育スタッフの体験を話す時間がありました。
私は、35歳で第一子を立ち合い出産で行いました。
立ち合い出産をしたおかげなのか、夫は子育てにとても協力的でした。
それにもかかわらず、小さく生まれた息子は母乳をなかなか飲んでくれず、母乳が足りているか心配で毎日のように体重を測り、体重計の数字を見ながら一喜一憂しました。
夫はいつもそばにいてくれるわけではありません。母や義母もすぐに手伝ってもらえる状況ではなく、相談するきょうだいやママ友もいませんでした。
時には子育てをとても辛く感じて、小さな息子を抱きながら涙さえ出てきたこともありました。マタニティブルーの状況だったのかもしれません。
「どんなサポートを目指したいですか?」と言う質問に、迷うことなく「私自身が出産後とても辛く感じたことがあったので、お母様たちの気持ちに寄り添って、少しでも子育てが楽しいと思えるようなサポートを目指したいです。」と答えました。
2 家事支援の説明
産前産後の母親の家事支援は、身体的なばかりでなく精神的にも大切なサポートだと思いました。
子育て中は家の中があっという間に散らかってしまいます。小さな汚れも気になります。でも誰かに家事を頼めれば、安心して赤ちゃんのお世話をしたり、夜眠れなくて疲れた体を休めたりすることができます。
家事支援をするとき、まず必要なのが、時間配分。
お母様が何をしてほしいのかを的確につかまなければなりません。
「特にしてほしいと思われることは何ですか?」
「気になっていらっしゃることは何ですか?」のようにたずねて、決められた時間の中で、どんな順序でどんな時間配分で家事を行うかを事前に計画することが必要なのです。
自宅の家事は、果たして何分ずつ行っているのだろう? 今まで時間配分を考えたことがなかったなあ。
掃除 洗濯 食事作り 買い物について、それぞれ説明がありました。
掃除についてサポートの範囲、掃除する場所ごとの留意点などの詳しい説明がありました。
掃除はあまり得意でない私。実はこの研修を受けて、自宅の掃除のヒントをもらうことができました。
早速試してみよう!
ゴミの出し方まで丁寧な説明がありました。地域によって細かい決まりがあるから、それぞれのお宅にしっかり確認しないとたいへん!
洗濯も干し方に至るまで、色々なご要望があるのだと気づきました。確かに自分のやり方とちがう干し方をされたら、私でもちょっと気になるかもしれないです。
食事づくりは好きだし、得意な方だと思っていたのですが・・・。
ご依頼者のご要望に沿って味付けをしなければならないのですね。関西風の味付けが好きな方に、お醤油の色の濃い味付けだと、きっと食べていただけないでしょう。すべて目分量、日によって味付けが違っても、おいしいと食べてくれている我が家の家族たちは、実は優しいのかもしれない。
盛り付けにも配慮することが必要なのだと思いました。彩りよく、おいしそうに見えるような盛り付け。スマホで色々なお店の写真を見て勉強してみよう。
3 沐浴 調乳 おむつがえ実習
説明の後、赤ちゃん人形を使って実習をしました。
この感覚・・・。なんだか懐かしい。
講師の先生が厳しく教えてくださいます。
本物の赤ちゃんはもっと動くからたいへんだろうな。
研修が終わったときは、心地よい疲れでほんわか温かい気分になりました。
たとえ、家事中心のご依頼で私の大好きな赤ちゃんに触れられなくても、産前産後のお母様の役に立てる! 喜んでいただける! と考えると早くこの仕事をしてみたいなあと思いました。
その原動力は、産後の辛かった日々にあるような気がします。
(ベビー&キッズシッター Y.N)
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