ベビー＆キッズシッターは、それぞれのご家庭にある絵本をお子様に読み聞かせます。
もうすぐひなまつり。そこで私がご家庭で出会ったステキなひなまつりの絵本をご紹介します。（ベビー＆キッズシッター Y.N）
「ももも」
作 絵：川之上 英子、川之上 健
出版社：岩崎書店
対象年齢：0歳から
0歳のAちゃんのお気に入りの絵本。
絵本の表紙を見ると「ももも」？ 「も」がひとつ多いし、ももというより、ピンク色のハートがひっくりかえったみたいな絵。でもなんともかわいい！
Aちゃんはこの表紙にほおずりをするんですよ。
開いてみると・・・
「もも」「もも もも」「ももももももももも・・・・」
ちいさなアリさんのそばには小さく「もも」。うしは「もーもー」
ともかく「もも」だらけの楽しい絵本。
Aちゃんもいっしょに「ももももも」
二人で、「ももももも」と言いながら、ケラケラ笑います。
０歳児さんと一緒に心から楽しめる絵本です。
「おいしいおひなさま」
文：すとうあさえ
絵：小林ゆき子
出版社：ほるぷ出版
対象年齢：2歳から
私の手を引っ張って「おいしいおひなちゃま よんでよ～」
という2歳のBちゃん。
「えっ？ おひなさま食べちゃうの？」
「これ これ！」
指さす先を見るとコミカルなお顔をしたおひなさまの表紙の絵本。
「おいしいおひなさま」って、どんなおひなさま？ と思いながら、早速ページをめくりました。
こんな楽しいストーリーなんですよ。
ひなまつりの日。ねずみちゃんとりすちゃんとうさぎちゃんとたぬきちゃんは、おひなさまがほしくてたまりません。
そこでそれぞれおひな様を作ろうということになりました。
ねずみちゃんは家に帰ると大好きなチーズを見つけておひなさまを作りました。食べたい気持ちはがまん がまん。
りすちゃんは？ そしてうさぎちゃんとたぬきちゃんは、どんなおいしいものでおひなさまを作ったのでしょう？
そして、おいしいおひなさまたちはどうなったのでしょうか？
「おひなさまの平安生活」
作：堀川理万子
出版社：あすなろ書房
対象年齢：5歳から
5歳のＣちゃんが「ママにひなまつりのプレゼントにって買ってもらったんだ！」とお気に入りの絵本を教えてくれました。
「平安生活 なんて難しそうだねえ。」
「そんなことないよ。むらさきしきぶ の時代がわかるんだよ。」
「へえ～ むらさきしきぶ 知ってるんだ。」
「もちろん、テレビで見ているから。」
色鮮やかな美しい絵を見ながら、
「ひな祭りはいつどこで始まったの？」
「おひなさまはどんな食事をしていたの？」
「おひなさまはどんな着物を着てたの？」
おひなさまのことや、平安時代の貴族のこともわかる、好奇心旺盛なお子様も満足できる絵本です。
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