入社して間もなく2年になるI.Tさん。入社のきっかけは、中学から大学までの3人の子どもがいて、地域の子育て支援の仕事をした際にその子育て経験を活かせたことと、自分が一番好きで、パワーをもらえるものは、子どもの笑顔と笑い声だと思ったことからだそうです。
現在、派遣スタッフとして保育園の保育補助と、ベビー&キッズシッターの仕事を続けています。
ベビー&キッズシッターとして保育園のお迎えを3回行った時の感動的な体験が全社研修で「私の一番うれしかった日」として発表されました。(広報担当 Y.N)
人見知りをする女の子
ベビー&キッズシッターでお世話をしたAちゃんとのエピソードをお話しします。
Aちゃんはお伺いした当時、非常に人見知りで大人しく、階段を一人で降りるのが心配で、手を繋ごうとすると、さっと手を隠してしまうスキンシップの得意ではない1歳8か月の女の子でした。
折り紙が開いた気持ち
ベビー&キッズシッターとして3回お伺いしました。その時の保育園のお迎えの帰り道のエピソードになります。
毎回、可愛い動物や好きなキャラクターの折り紙を折っていき、ベビーカーに座った時に
「この折り紙と一緒に帰ろうね。」と渡しました。
初日は、折り紙をじーっと見つめて、心配になる位、静かに石のように固まった感じで、
ちょこんとベビーカーに座っていましたが、
3回目には、何か伝えたいことがあると、何度も後ろを向いて、喃語で一生懸命お話ししてくれて、渡した折り紙を「ほら!見て!!」
と私に見せてくれたりと、心を開いてくれた実感がして、胸がじゅわーっと熱くなりました。
3回の保育で工夫したこと
とにかく人見知りだと伺っていたので、せかしたり焦らせたりしない様に、心がけました。危なくない様には気を付けましたが、階段を降りたり、靴を履いたりと、慌てない様に静かに時間に余裕を持って接するように心掛けました。知らない人がお迎えに来る事は、すごく不安だろうと思ったので、安心してもらえるように
初日は「にっこり笑顔のうさぎ」と「お花」の折り紙をプレゼントしました。じーっとうさぎの方を見ていたので、うさぎの方が好きなのかなと思い、お家に戻った際に、家にあるおもちゃや持ち物、ご両親のお話の中で、どんなものが好きか調べて、
2回目は「にっこり笑顔のトトロ」を作りました。渡した時に「とー-↑」とかわいらし声といっしょに笑顔を見せてくれた時には、「おおー!!」と思いました。
3回目は「にっこり笑顔のしまじろう、みみりん、トリッピー」を持っていきました。こちらはトリッピーが一番気に入ったようで、何度も「ピッ!」「ピッ!」と振り返って私に教えてくれました。帰り道には、しまじろうやトトロの歌も歌って帰りました。初日と違って、ばっとふり返って、指を指して看板の絵を教えてくれたり、折り紙を見せてくれる姿にAちゃんにとっても楽しい時間になって良かったなと思いました。
事前にお母様の了解をいただいて一安心
最初は何かお渡しするのは、お仕事的に良いのか、お客様の迷惑になってしまうかなと迷ったのですが、Aちゃんの不安を考えると、何かお友達がいた方がいいんじゃないかと思い、ダメ元でお母様にお伺いしました。
作った折り紙を見せながら「お母様、こちらの折り紙を作ったのですが、お帰りの際、園を出たらお渡ししても大丈夫ですか?」お母様から「とても喜ぶと思います。ありがとうございます。」とOKのお言葉を頂けて安心して渡せました。
3回のお伺いだったので、もっと仲良くなりたいなと思いながら終わってしまったので、次、また、ご一緒出来たら、Aちゃんとハグできるくらい仲良くなれたらなと思っています。
派遣スタッフの仕事とベビー&キッズシッターの仕事
最後に派遣とシッター、両方を経験してみて感じる事についてお話しします。
派遣の保育園の先生のお仕事の流れが、すごく勉強になります。何気ない流れ作業の中で、登園したらボディチェックをしたり、タイムスケジュールだったりと、子どもの安全管理や健康管理、成長記録などを先生方が日々やっていらっしゃいます。ベビーシッターの研修でもシッターも保育所保育指針に則るとあるので、それを保育園の現場で学べるのが良かったです。
ベビーシッターはその子のペースに合わせて保育ができるのが良いところですが、自分のやり方があっているかという時に、保育園の経験が自信になりました。
(ベビー&キッズシッター I.T)
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