ベビー&キッズシッターOさんが、1歳女児Wちゃんを上手く発語へと導く事ができ、初めて「わんわん」という言葉を発した瞬間に立ち会い、達成感を感じる事ができ、このお仕事をしていて本当に良かったと思えたというエピソードです。全社研修で「私の一番嬉しかった日」として発表されました。
ミニシアターのような遊び
ライトのスイッチをオンにすると、壁にわんわんが浮かび上がり、オフにすると消えてしまう…そんなミニシアターのような遊びをしていた時です。わんわんが出てくるとキラキラの笑顔。わんわんが消えると残念そうな、Wちゃん。Wちゃんの表情はっきりと変化がありました。
わんわーん! と何度も叫ぶ
そこで、私が掛け声をかけるように「わんわーん!」と呼び、ライトオン。そして「わんわん出てくる!」「やった〜!」と大袈裟に演出。
消えると、残念そうな声と共に演出。
それに合わせてWちゃんも真似。そんな遊びを何度もしました。え? まだやるの? というくらい。
子どもって何度もやりますよね!あれです。
「わんわーん」と私は何度叫んだことか・・・(笑)
しばらく繰り返すうちに、わんわんに会いたい気持ちが高まってきたのか、Wちゃんも真似をして「わんわん!」と叫ぶような様子を見せてくれました。
これはチャンス!見逃すわけにはいかない!と感じ、少し距離をとってマスクを外し、わんわんの口の動かしかたを見せるようにしました。
ついに「わんわーん」と発語‼
何回か繰り返して、気持ちが盛り上がるように大袈裟に演出してみたところ、Wちゃん、真似をして、ついに「わんわーん」と発語。
そして、最後の方にははっきり「わんわん」と声に出しているWちゃん。Wちゃんからハッキリと聞き取れる単語が出てきたことが大変嬉しく思える瞬間でした。
成長の1ページに立ち会えた
お母様に報告すると大変喜んでくださいました。
「ママ」しかまだ言えなかったWちゃん。
お子様の成長の1ページに立ち会えた貴重な時間でした。
ゆっくり、ハッキリ、声かけをする。教えたいと思える単語には指と言葉を合わせて声かけをする。そんな事を日頃から心がけております。
コロナ禍で口の動きを見せられない場面が非常に多く残念な気持ちでおります。コロナ対策もしながら、言葉を教える工夫を今後もしていきたいと思います。お子様の成長を感じられる瞬間がたくさん増えますよう、楽しく努力と工夫をしていく事、そしてその瞬間に立ち会える事がこれからも楽しみの一つでもあります。
認定ベビーシッターの資格を取る
私は二人の娘の子育てと幼児教室でのお仕事の他は保育関係の資格がなく、このお仕事を始めました。一昨年、ACSA主催の現任研修と養成研修を受講して、認定ベビーシッターの資格試験にチャレンジする事ができました。そして無事に合格して資格を持つことができました。
この研修では、新しい知識を得たり、再確認したり、何より、プロとして務めるシッターの自覚が強くなりました。今でもその研修で心の中に残っている印象深い言葉があります。
「命と鍵を預かる仕事」という言葉です。
改めてとても責任を伴うやりがいがあるお仕事だと思いました。
安全に見守る事は当たり前のことと心得、その一歩先を提供できるシッターになりたいと思っています。また、そのお子様の成長の種まきをなるべくしていきたい。その時すぐにはできなくても、いずれ芽が出ると信じて、色んな成長の種まきを保育の中にたくさんしていきたいと思っています。そして私自身楽しめる時間を大切に、お子様達と楽しく時間を過ごしていきたいと思っています。
(ベビー&キッズシッター A.O)
(写真と本文の内容は関係ありません。)
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