2011年3月11日、東日本大震災の起きた日の貴重な保育記録 第2弾です。
突然起きた想定外の地震。ベビー&キッズシッターはお子さまの無事な姿を見るまで、どんなに不安な気持ちだったことでしょう。お子さまたちも地震という緊急時に本当に頑張りました。
今回は小学2年生、4年生の記録です。東日本大震災のできごとはお子さまたちの記憶にも残っているのではないでしょうか?
徒歩で帰宅
Kくん(小学2年生)
2011年3月11日
地震のため電車が動かなくなったので大門から銀座の小学校へ徒歩でお迎えに行きました。
学校でもたくさんのお友達と一緒に待っていてくれ、Kくんの顔を見たらほっとして涙が出そうになりました。
外へ出ると道路は渋滞、歩道も人が溢れ、すれ違うのも大変でしたが、風が冷たく吹いている中、お子様とご自宅まで1時間半ほど歩いて帰ってきました。
・・・ニュースを見て、無事に帰ってこれたことに胸をなでおろしました。
(ベビー&キッズシッター C.S)
☆徒歩でお迎えに向かったベビー&キッズシッターのC.Sさん。元気なKくんを見て嬉しかったことでしょう。地震で揺れる中、人が溢れる歩道を1時間半・・・・風も吹き、だんだん暗くなってきたことでしょう。
長い道のりをKくんもがんばりましたね。(広報担当 Y.N)
マンションの災害対策部長!
Oくん(小学4年生)
2011年3月11日
チャイムを何度鳴らしても出ず・・・マンションに入ってみると窓もドアも開けてあるのにOくんの姿が見えず、ビックリしました。
マンションの外をあちこち探していると、バイオリンを背負って大切なものや飲み物、お菓子などバッグ3つに詰め込んだOくんと会うことができました。広い場所に大人たちと避難していたそうです。
あちこちでいろいろな人に
「Oくん見かけませんでしたか?」と訊いたので、一緒に歩いていると
「良かったわね! 見つかったのね!」と声をかけていただきました。
同じマンションの方がいて「うちの災害対策部長ね!」とOくんの冷静な行動をほめられました。
でもかなり怖かったようで、しばらく外にいました。
「今日は宿題やってる場合じゃない!」といいますが・・・ ポケモンのゲームをする気力は出てきたようです。あとはぬり絵で落ち着きました。
(ベビー&キッズシッター C.H)
☆地震の中やっと着いたマンションのドアは開いていてお子様がいない! ベビー&キッズシッターはどんなに驚いたことでしょう。
色々な人に「Oくんを見かけませんでしたか?」と聞きながら、お子さまを必死に探し回ったベビー&キッズシッターのC.Hさん。
バッグ3つに大切なものを詰め込んで、大切なバイオリンを背負って避難していたOくん。
突然の地震の中、一人で判断し、行動したOくんはまさに「災害対策部長」。ゲームとぬり絵が地震で怖かった気持ちを静めてくれたのですね。(広報担当 Y.N)
(写真と内容は関係ありません。)
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