頭の中は電車のことでいっぱい【スペシャルニーズサポートを必要とするお子さまとの10年の歩みから】

12-06-2021

スペシャルニーズを必要とする障害のあるAちゃんは電車が大好き。大好きな電車は、どんな遊びに発展したのでしょう?
突然飛んできた「アンパーンチ!」こんな時どう対応したらよいのでしょうか? 
ベビー&キッズシッターのN.Fさんの保育マインド溢れる保育記録です。(広報担当 Y.N)

頭の中は電車のことでいっぱい

電車の発車ベル、踏切、駅員さんのアナウンス等の音の出る絵本をお子さまはくり返し聞いていました。実際に電車移動をするようにもなり、お子さまの頭の中は電車のことでいっぱいでした。「まもなく1番線に電車が参ります。」
駅員さんになりきってアナウンスをして遊ぶようになりました。
ブロックで電車を作り、駅にエスカレーターを付けていました。見たことのあるものを再現したい気持ちが伝わってきました。
踏切や自動改札を付け加えてあげると嬉しそうに電車を走らせていました。
(ベビー&キッズシッター N.F)

★子どもにとって電車はとても興味深いもの。絵本の電車から本物の電車へ、電車ごっこからからブロック遊びへと、電車をテーマにした遊びは限りなく展開されていきます。
ベビー&キッズシッターはそんなお子さまの気持ちを受け止めながら、「踏切や自動改札を付け加える」ということで、さらに遊びを発展させていきます。(広報担当 Y.N)

突然アンパンチが・・・!

歌を歌ったり、アンパンマン携帯で遊んだりすることも楽しそうでした。おもちゃの携帯からアンパンマンやばいきんまんの声が聞こえてきます。
「アンパーンチ!!」お子さまのグーの手が思い切り私の身体に飛んできました。
「アンパンチされたら痛いよ。涙が出ちゃうかも・・・いい?」と聞くと、
お子さまは「いやだー!。」と言って私の顔をのぞき込みます。
お兄ちゃんに「Fさんに何をするんだ!」と怒られてしまいました。悪気は全くなかったのです。人に対して攻撃的なことは一切しないお子さまです。
「わざとパンチしたのではないよね。」
「間違えちゃったのよね。」
「こんなときは『ごめんなさい』って言うのよ。お友達にはパンチしないでね。」
とお話ししました。
人とかかわる中で必要な言葉がたくさんあります。そんな言葉を、表情豊かにお子さまに伝えていかなければならないなあ、と思いました。(ベビー&キッズシッター N.F)

★突然飛んできた「アンパンチ!」。
ベビー&キッズシッターのN.Fさんは、まず、自分が痛いことを伝えました。
それからAくんがわざとしたのではないという気持ちに寄り添いました。
これで、Aくんは、相手が痛いんだ、ということに気づいたことでしょう。
でも自分が相手を傷つけようとしてパンチをしたのではないことをわかってもらえたことで、ベビー&キッズシッターへの信頼感を深めました。
そこで、ベビー&キッズシッターは「ごめんなさい。」ということ、お友達にしてはいけないこと、をしっかり伝えました。
わざとしたのではなくても、このように「お子さまの気持ちに寄り添って、してはいけないことを伝えていくこと」、これも「保育マインド」として大切なことだと思います。
(広報担当 Y.N)

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