ベビー&キッズシッターと「お買い物ごっこ」をする中で「言葉」のやりとりができた【スぺシャルニーズサポートを必要とするお子さまとの10年の歩み」から】

09-10-2021

5歳になったスペシャルニーズを必要とするAちゃんは「やまてせん」と電車の名前を言えるようになり、「何が好き?」「でんしゃ」 「何色が好き?」「あか」と答えられるようになりました。
さらに楽しい遊びは展開していきます。(広報担当 Y.N)

「お買い物ごっこ」

お買い物ごっこをして遊びました。ご自宅のリビングの一角をお店に見立て、想像力を働かせて遊ぶことにしました。「Aちゃんにんじん買ってきてくれる?」とお願いすると、
ペダルのない自転車にまたがり「いってきます。」と言って出かけて行きました。
初めてのおつかいでした。
もちろん行先はリビングの一角。
自転車から降りたAくんはすっかりお買い物モードにスイッチオン。
手を伸ばし、何やらとる真似をしていました。その間ずっとにこやかでした。
元気よく「ただいま」と戻ってきたお子さまに「にんじん買ってきてくれたかな?」と訊いてみました。
すると「牛乳もカボチャ(も)買った。」と予想外の返答があったのでびっくりしました。
一緒に遊ぶ楽しさがあるようで言葉のやり取りもスムーズでした。
遊びの中で言葉を覚えることや動作をまねすることは、お子さまの成長につながります。
色々なことを吸収していってほしいと思いました。
(ベビー&キッズシッター N.F)

「にんじん買ってきてくれたかな?」という質問に「牛乳もカボチャ買った」という驚くような返事があったのですね。
楽しいお買い物ごっこの中で、Aちゃんはすっかりお買い物モードになって、以前経験したことのある、ニンジンと一緒に牛乳やカボチャも買ったことを思い出し、それを言葉に出して話すことができたのですね。
楽しい経験から、こんな大きな成長が生まれるのです!!
(広報担当 Y.N)

「トランプ遊び」

ルールの難しい遊びは理解できないので遊びを工夫していきました。
「(お互いに)一枚ずつトランプを出すよ。大きい数が勝ちね。」と説明しました。
「せーの」と大きな声でお子さまはトランプを出します。
お子さまにとって勝敗は気にならないのです。くり返しトランプを出すことがただただ楽しいようでした。
枚数を少なくして神経衰弱をするとき、トランプをシャッフルするまねをお子さまがしたところ、トランプは散乱してしまいました。
笑いが止まらないお子さま・・・・! 大失敗も楽しいものです。
遊びの中で数字を認識していければよいと思いました。
数を数える練習もしていきました。折り紙やパズルなど、苦手なことも採り入れていきました。
(ベビー&キッズシッター N.F)

ルールをわかりやすくすることで、いろいろな遊びを楽しめるようにする工夫、
数 折り紙 パズル・・・ いろいろなことを体験させたいというベビー&キッズシッターN.Fさんの熱い気持ちが伝わってきます。きっとそれはAちゃんに伝わったことでしょう>
(広報担当 Y.N)

「スペシャルニーズサポート」とは、自閉症・ダウン症など障害のあるお子さまのサポートです。

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(写真と内容は関係ありません。)

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