9月1日は「防災の日」です。私たちはベビー&キッズシッターとして家庭で保育をするときも、保育補助として保育園で働くときも、万一災害に襲われたときにはお子さまの命を守らなければなりません。
経験の中から考えた防災のヒントです。(ベビー&キッズシッター Y.N)
ベビー&キッズシッターが考えた家庭での防災のヒント
〇万一の時に備えて連絡方法を打ち合わせておくこと
万一大災害が発生するかもしれないということを前提に、ご家族とベビー&キッズシッターの連絡方法を打ち合わせておく必要があります。
連絡がつかない! ということはご家族もお子さまをお預かりしている側もとても不安ですから。
もちろんスマホは手放せません。
指定されている避難場所の共有をして、ハザードマップなどで予めご自宅周辺の危険個所を共有し、より安全なお散歩コースを設定しておくことも必要かと思います。
また、万一の時は災害時に使える伝言板や避難所ガイドなどのサービスを利用することを、お客様と確認しておくことも有効です。
3.11の時は、「〇〇に避難しています」という手書きの張り紙で避難所を伝えた例があったと聞いています。
「お引渡しをするまでは責任をもってお子さまの命を守ります」という姿勢をお伝えしておくことが何よりもご家族の安心につながるのではないかと考えています。
〇防災リュックの中身(赤ちゃん連れのとき)
・防災リュックの中の紙おむつは成長に合わせてサイズを変えるのを忘れずに。
・ミルクの赤ちゃんは紙パック用乳首をつけてそのまま飲める紙パックミルクや、スティック粉ミルクなどを用意しておくと安心です。但し賞味期限に注意してください。
・万が一の時はベビーカー移動は危険、とっさのときにかばえる抱っこひもを利用しましょう。
・レジ袋、タオルは多めに。何かと利用価値が高く、簡易おむつも作れます。
〇防災リュックの中身(幼児連れのとき)
・落書き帳とペンは、お絵描きにも伝言メモにも便利な万能グッズ。
・ラップと紙皿は、おもちゃにもなり、食べかけを包んだり、お皿をラップで包めば洗わずに再利用が可能です。
・避難所ではなかなか手に入らない子ども用歯ブラシは必須。
・長めのひもがあるとタオルをかけて目隠しカーテンにしたり、あやとりにしたり色々と便利に使えます。
保育園で知った防災のヒント
保育園で、保育補助をしたときに避難訓練時のお約束として「おかしもち」という言葉を使っていることを知りました。
「おかしもち」という言葉をもとに、実際の災害時に約束を確認できるように、イラストをつかって説明していました。
とても良いアイディアだと思いました。
〇「おかしもち」って??
- お「押さない」
- か「駆けない(走らない)」
- し「しゃべらない」
- も「戻らない」
- ち「近づかない」
とても分かりやすくて子どもに伝えやすいですね!
(ベビー&キッズシッター Y.N)
(写真と内容は関係ありません。)
●コンビスマイルでは非常時に備えて緊急マニュアルを作成して、社内での連絡が円滑に行われるように努めています。
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