お子さまの知的発達を促すために一番大切なことは何でしょうか?
「好き」「楽しい」とお子さまが心から思うこと、保育者がそれを的確に把握し、「好き」「楽しい」経験を重ねていくという「保育マインド」こそ大切なのではないかと思います。
お子さまが興味を持たないことを「教え込む」ことは、知的好奇心の芽を枯らしてしまうことにつながりかねません。
「保育マインド」に溢れたベビー&キッズシッターのN.Fさんの保育は、Aちゃんの知的発達にどうつながっていったのでしょうか?(広報担当 Y.N)
Aちゃん、電車の名前を覚える。
電車の本を見ることが大好きなAちゃんが、一つ一つの電車を指さすようになりました。
そこで、電車の名前を読み上げてあげました。
山手線、中央線、東西線・・・・。電車の車両の特徴を捉え、名前を知っていく過程はとても楽しいようです。
「これは?」と私が指さすと、
「やまてせん」と言えるようになりました。
モノレールを指さすと、「のった」とおしえてくれました。
経験した楽しい思い出が蘇ったようです。
好きなものをきっかけに指さす動作が始まり、興味は新幹線へと広がっていきました。
(ベビー&キッズシッター N.F)
★好きだから、楽しいから 子どもは覚えるのです。
「教え込もう」としないで、子ども自身が持つ「好き」「楽しい」気持ちを育むことこそ「保育マインド」に溢れた保育です。
それが言葉を習得し、知的発達を促すことにつながっていったのかもしれませんね。(広報担当 Y.N)
5歳になったAちゃん、質問に答える。
5歳になると更に成長がみられるようになりました。
「Aちゃんは何が好き?」「でんしゃ」
「Aちゃんは何色が好き?」「あか」
「Aちゃんは何が欲しい?」「ひこうき」
といくつもの質問に答えられるようになりました。
「ひこうきのる(乗りたい)」「しんかんせんのる(乗りたい)」
と、思っていることを言えるようになりました。
そして「Fさんとあそぶ(遊びたい)」と、気持ちを伝えてくれることもあったのです。
(ベビー&キッズシッター N.F)
★自閉症のお子さまは質問にオウム返しに答えることが多いです。
「お名前は?」ときくと「なまえ」、「いくつ?」ときくと「いくつ」と答えるように。
まだ、名前、年齢には興味をもてなくても、「好き」「楽しい」ことならお子さまは興味を持ちます。
「好き」「楽しい」ことだから、お子さまは質問に答えられたのかもしれません。
さらにベビー&キッズシッターN.Fさんと遊びたいという気持ちを自分から言えるように成長したのです!
これはベビー&キッズシッターのN.Fさんが、自閉症のAくんのスペシャルニーズサポートを行った10年間の記録のひとこまです。
N.Fさんの記録を読むと、「保育マインド」に溢れた保育を行っていることが分かります。
そして、お子さまの成長する様子をしっかりと観察し、感動する気持ちが伝わってきます。
さらに、コンビスマイルが大切にしている「保育マインド」に溢れた保育は、全てのお子さまの知的発達につながるような気がします。
(広報担当 Y.N)
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