少しゆっくりと成長し、「スペシャルニーズサポート」を必要とするAちゃんが1歳9か月でついに歩きます。
感動的な奇跡の瞬間!
そこにたどり着くまでにはベビー&キッズシッターのFさんの「保育マインド」に溢れた働きかけが・・・。
今回は1歳半ごろから2歳までの歩みです。
強い願いが引き起こした奇跡の一人歩き
「歩くことは楽しい!」そんな気持ちを込めながらお子さまと両手をつなぎ歩く練習を始めました。すぐに座ってしまったりして、交互に左右の足を前に出すことは容易ではありません。
繰り返す練習の中、恐る恐る足を前に出すお子さまに「上手ね。こわくないよ。」と声をかけ続けました。
スムーズに左右の足が前に出るようになってからは片手つなぎでもお子さま自身がバランスを取り歩くこともできるようになりました。
両手を広げ「Aちゃんおいで!」と呼ぶとお子さまは私のことを見つめました。お子さまのタイミングを待ちます。少し距離を縮めて様子を見ます。
「Aちゃんおいで!」と願いを込めて呼び続けます。私のところへ行きたいというお子さまの気持ちがマックスにに達したとき、ついにAちゃんは歩き始めたのです。
「歩けたね! 頑張ったね!」などほめる言葉が止まりませんでした。
こうして1歳9か月になり一人歩きができるようになったのです。(ベビー&キッズシッター N.F)
★「Aちゃんおいで!」と、願いを込めて繰り返すFさんの呼びかけ。願いながらひたすら待つFさん。
ここで奇跡が起きました。
感動的なはじめの一歩! 奇跡の源はFさんのところに行きたい! というAちゃんの強い思いだったのです。「待つ姿勢」これこそ、保育マインドとして大切にしたいことです。(広報担当 Y.N)
お子さまの興味に寄り添う
プラレールの線路上を走る電車に手を伸ばしてもなかなかつかまえられない・・・やっとつかまえた電車をうつぶせになって車輪が回る様子をじっと見つめているAちゃん。お子さまにとって電車を走らせることが喜びではなく、興味はほかにありました。
お歌の絵本で繰り返しお歌を聴いたり手遊び歌をすると私の手の動きや表情を真剣に見てくれるようになりました。絵本の読み聞かせが好きでお気に入りの絵本を何度も何度も読んであげました。
様々なかかわりの中でお子さまが私に興味を持ってくれるようになり距離感がどんどん縮まっていきました。(ベビー&キッズシッター N.F)
★電車を走らせることより、車輪が回る様子に興味のあるAちゃん。ベビー&キッズシッターのFさんはそんなAちゃんの興味をありのままに受け入れて見守ります。
一つの絵本が好き。繰り返し同じ絵本を読んでほしいAちゃん。何度も何度もお気に入りの絵本を読んだFさん。
お子さまの興味に寄り添って一緒に楽しむこと、これこそ大切な「保育マインド」です。
そんな気持ちがお子さまに通じて、新たな出来事が起きます。次回をお楽しみに!
(広報担当 Y.N)
(写真と内容は関係ありません。)
〇スペシャルニーズサポートとは、障害や慢性疾患のあるお子様に対応するベビー&キッズシッターサービスです。
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