週に一度の残業DAY ~ベビー&キッズシッターを利用して~

05-13-2021

職場に復帰したものの時短勤務で、毎日が「ノー残業DAY」な私。ベビー&キッズシッターさんが来てくれる日だけは、安心して残業することができました。週にたった一日でも、必ず残業できる日があるというのは、とてもありがたいことでした。

産休後のベビー&キッズシッターさんの利用

産休中は、産前産後サポートのベビー&キッズシッターさんのおかげで時々リフレッシュさせてもらいながらのんびり過ごした私も、保育園入所申し込みが始まるころから、本気で仕事復帰後のことを考え始めました。繁忙期の残業、夜遅くまでの外部会議等、保育園だけでは対応しきれないだろうと思い、引き続きベビー&キッズシッターさんの手を借りなければ続けていくことができないだろうと思ったからです。

「スポット」と「レギュラー」利用 

ベビー&キッズシッターさんを頼むのには必要なときだけの「スポット」と毎週決まった曜日に来てもらえる「レギュラー」というシステムがありましたが、「スポット」の場合はいつも同じベビー&キッズシッターさんになるとは限らないということでしたので、週に一度の「レギュラー」という依頼でお願いをしました。
時短勤務で、毎日が「ノー残業DAY」な私。まわりに「すみません、お先に失礼します」とペコペコしながら仕事を持ち帰り、電車にかけこみ保育園に滑り込む。夕食にお風呂と慌しくすませ、子どもが寝た後に眠い目をこすりこすり仕事をこなす日々でしたが、ベビー&キッズシッターさんが来てくれる日だけは、安心して残業することができました。週にたった一日でも、必ず残業できる日があるというのは、とてもありがたいことでした。「あれ、今日は残って大丈夫なの?」と聞かれるたびに「そう、大丈夫なの!」とうれしそうに答える自分にびっくりするほどでした。
ベビー&キッズシッターさんが来てくれる週に一度の日、繁忙期でない時は、残業ではなく自分のために時間を使うこともできました。ぶらぶらとショッピングをしたり、カフェに入ってボーっとしたり。職場と家庭の間にある、何にも属さない空間と自分。そのひと時は限りなく贅沢な時間に思えました。

保育園でも有名人になったベビー&キッズシッターさん                         

私の場合は同じベビー&キッズシッターさんにかなり長くレギュラーをお願いすることができたので、週に一度の保育園のお迎えをする「ベビー&キッズシッターの○○さん」は、保育園でも有名人になっていました。
先生だけでなく子どもたちも、「○○さんきたよー」とうちの子どもに教えてくれたり、すっかり人気者になっていたようです。先生の信頼もあるので保育園での様子を私が迎えに行くときのように事細かに伝えてくれたり、保育園からの連絡も、連絡ボードをつい見逃しがちな私よりもしっかりと見てきてくださったり、本当によくやってくださいました。

保育園や母親の前では言わないワガママも聞いてくれたベビー&キッズシッターさん

子どもがまだ1歳くらいの頃は、母親でもなく保育園の先生でもないベビー&キッズシッターさんという存在はどういうものなか、はっきりとはわからなかったのですが、帰宅するといつも機嫌よく遊んでおり、「○○さん帰るよ」というと「ヤダ」と別れを嫌がったり泣いたりすることもあり、子どもは心地よく過ごしているということがわかりました。
少し大きくなると、保育園や母親の前では言わない多少のワガママをベビー&キッズシッターさんにぶつけることがあり、申し訳なく思ったのですが、「保育園の集団保育では言えなかったり疲れてしまったりすることがありますし、ママは仕事をしてきて疲れているということがわかっているから、言えない時もあるんです。発散する相手も必要ですし、甘えてくれているんだなぁと、私はうれしいですよ」とおっしゃってくださいました。

週に一度の「余裕が持てる日」のおかげで、ワーキングママ生活は順当に滑り出し・・・と言いたい所ですが、復帰直後に、レギュラー以外のベビー&キッズシッターさんにもたくさんお世話になるできごとが次々と起きることになるのです。

利用者(Y.S)

(写真と本文は関係ありません。)

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