春を告げる「つくし」をお子さまと一緒に見つけてみませんか?

03-15-2021

少しゆっくり歩いたり、立ち止まったりして、足元でひっそり春を告げる「つくし」を見つけてみませんか?
私は保育園からの帰り道、お子さまと一緒に道端でつくしを発見!
いつもの帰り道で思いがけずに「つくし」を見つけたお子さまは大喜び!
お子さまにとって初めての「つくし」を一緒につんで帰りました。

つくしの絵本

お子さまとつくしを見つけに行く前にぜひ読んでおきたいつくしの絵本をご紹介します。

作・絵:甲斐 信枝
出版社: 福音館書店
読んであげるなら・ 4才から
自分で読むなら・ 小学低学年から

春の野原に、いっせいに頭をだすつくし。その1年間のくらしがみずみずしく描かれていて、植物の不思議な世界に招待してくれます。
「つくしだれのこ、すぎなのこ」ってほんとうかな?
つくしの土の中がどうなっているのか、胞子の出方など、科学的な好奇心を育ててくれる絵本です。
美しくわかりやすいイラストも魅力的です。

つくしの見つけ方

水の豊富な日当たりの良い場所に生えていることが多いです。
河川敷の日当たりの良い土手や空き地などで、見つけやすいでしょう。
でもじっと目を凝らしてみると、毎日歩いている道端に発見! ということもあるのです。

つくしの遊び方 

私はお子さまと「つくしんぼ どこつないだ」をして遊びました。
つくしには節がいくつかあります。好きな所を抜くときれいに取れます。
抜いた所を元に戻して、「つくしんぼ どこつないだ?」と抜いた節を二人で当てっこしました。

つくしの食べ方

つくしがたくさん取れたら、ぜひ春の味を味わってください。つくしの頭の部分が開いていないものを選びましょう。

①はかまを取ります。頭のほうから下に向かってむくと取りやすいです。つくしから出るアクで手が黒くなるのでビニル手袋を使うと汚れません。

②ゆでないで使う
つくしの天ぷら
はかまを取った後ゆでずに水にさらして使います。水を数回変えて汚れをしっかり落としましょう。
お子さまにも食べやすくいのでおすすめです。さっと揚げて軽く塩をふれば口の中で春の味が広がります。

③ゆでて使う
下茹でをします。お湯をたっぷり沸かして塩を入れます。茎が柔らかくなるまで茹でたらザルにとって冷水でよく洗います。水を何度か変えながらアクを取ります。1時間ほど置いたらつくしの水気をキッチンペーパーなどでしっかりと取りましょう。
つくしのお浸し:ゆでたつくしをだし汁 しょうゆ みりんにつけて、冷蔵庫で30分以上なじませましょう。
私は子どもの頃祖母が作ってくれたつくしのお浸しの味が忘れられません。
つくしの卵とじ:だし汁 しょうゆ みりん 砂糖を鍋で温め、わいてきたら火を弱めてつくしを入れます。次に溶いた卵を回すように入れます。卵をかき回しながら温めて全体が半熟状態になったら、ふたを閉めて弱火にします。
つくしの炊き込みご飯、つくしの佃煮なども工夫してください。

お子さまと一緒に外に出かけて春のかわいい使者「つくし」を見つけてみましょう!

(Y.N)

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