「産前産後サポート」研修を受けて【コンビスマイルのベビー&キッズシッターの声】

12-11-2020

今回はオンライン参加者も含めたベビー&キッズシッター14名対象に産後の母親と乳児の心身のサポート、産前産後サポートサービスの具体的な内容などの座学や沐浴実習が行われました。受講しているベビー&キッズシッターは新人や私のように今まで産前産後ケアをしたことのない人たちでした。

最初の講義は「産前産後の母親と乳児の心身のサポート」。
いろいろな出産のかたちがあること、夫の立ち合い出産、WITHコロナの時代産後鬱になるケースが増えていることなど、データや実際の経験を基にお話がありました。
「立ち合い出産だった方、手を挙げてみてください。」
ちょうど半数の手が上がりました。
「どんな産前産後ベビー&キッズシッターになりたいですか?」と言う質問に
「お母さまに寄り添って気持ちを受け止められるベビー&キッズシッターを目指したい!」
と答えました。

乳児の発達の講義では1年間に赤ちゃんの体重が3倍になることに驚きました。
乳児期に一番大切なことは「アタッチメント」を築くこと。発達するにつれて事故を起こさないように注意するポイントが変化することも学びました。赤ちゃんの世話とは、ただミルクをあげておむつを替えていればよいのではなく、たくさんかかわることこそ必要なんだなあ、と改めて思いました。

次にコンビスマイルの提供している産前産後サポートサービスの内容についての説明がありました。細やかな説明を聞いて家事サポートの範囲が良く分かりました。資料は自分の家事にも役立ちそうです。
自治体の産前産後ケアのサービス内容についての説明もありました。私の住んでいる地域の事業もあることを知って興味がわきました。いろいろな活躍の場があるのですね。

いよいよ沐浴実習。オンライン参加の人はどうするのかなあと思いましたが、様子を映像で届けるとともに、仕事に入る前に個別指導があるそうです。安心しました。
講師の手つきはすごくスムーズです。
実際に行ってみると思った以上に難しかったです。特に赤ちゃんを上向きから下向きにひっくり返すとき、本物の赤ちゃんだったらお顔がお湯につかってしまうところ・・・大失敗をしました。
驚いたのは新人男性ベビー&キッズシッターの上手な事! なんと3か月のお子さんのいるパパ。しかも保育士さん。さすが手慣れたものです。お手本を見せてもらうような実習でした。
「本物は動くし、もっとつるつるしていますよ。」
マスク越しの会話も弾み、受講生はみんな笑顔です。
「くびれているところが赤くなっていたりしましたね。」
「小さな手に綿みたいなものをつかんでいましたね。」
母親だったころの遠い感触がよみがえってきました。
産前産後ベビー&キッズシッター、早くデビューしたいという思いでいっぱいです。

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