一対一だからできる遊び 【ベビー&キッズシッターの自宅での保育】

12-07-2020

ノビくん、さっそく積み木遊びを始めました。
N(ノビくん)「いち にー さん しー・・・・」
高く高く積み上げていきます。すごいっ!! 10個も積むことができました。
S(ベビー&キッズシッター)「すごいねえ! 10個も積めたねえ! こんなに高く積んだ積み木見たことがない。」
N「きょう ほいくえんでね。おともだちにこわされちゃったの。」
S「ノビくんが高く積み木を積んでいたらこわされちゃったの? 悲しかったね。」
N「うん。ちょっとないたの。でもせんせいがおともだちとなかよくあそびなさいって。」
S「ノビくん、えらいねえ。おうちへ帰るまで我慢していたのかな?」
N「うん。おうちでつみきしたかったの。」

集団生活では、がまんしたり譲り合ったり相手の気持ちを推し量ったりする社会生活に必要な大切なことを学びます。
でも、どうしても自分だけでしてみたいことってありますね。自分のおもちゃで自分のしたいことを思い切り楽しめる自分のおうちでの遊び。
子どもには集団の中での自分と、個としての自分と両方の時間が必要だと思います。
両方の時間の中で成長していく子どもってすごいなあと思います。

次にレストランごっこをしました。
ノビくんの書いたメニューを見ながら注文します。
S「え-と、ハンバーグ定食をお願いします。」
N「かしこまりました。ハンバーグをひとつですね。」
S「特別大きいハンバーグをお願いします。」
N「かしこまりました。おおきいハンバーグですね。」
てきぱきとハンバーグを作り始めます。
N「おまたせいたしました。おおきいハンバーグです。どうぞ。のみものはフリードリンクがありますからおすきなものをどうぞ。」
S「おいしそうですね。いただきまーす。」
ノビくんとはいろいろなごっこあそびをします。
あるときは、保育園での出来事が出てきます。ごっこ遊びの中から、お子さまの体験や気持ちがあふれ出てきます。これも一対一ならではの保育だからこそできるのだと思います。

お母さまにご用意していただいたお食事も済みました。
ノビくん、完食です。
もうすぐお母さまがお帰りになる時間になりました。

お母さまを待つ間、本を読みます。Nくんは物語よりも乗り物やキャラクターの本が好きです。
そこで一冊は必ず物語の本を読んで、次にノビくんの好きな本を読むというお約束をしました。
今日も「つるとかめ きつねとつる」の絵本を読んだ後、乗り物の本を見ました。いろいろな列車の名前を教えてくれました。「ママ、まだかなあ。」
お母さまの帰りが待ち遠しいノビくんです。

(写真と本文は関係ありません。名前は仮名です。)

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