産休中のプレママの産前サポート! お掃除や食事作りのサポートをしているうちに、プレママの表情が明るくなってきました。

11-12-2020

「出産を1か月後に控えたプレママのAさまからのご依頼です。行っていただけますか?」
コーディネーターのSさんから連絡が入りました。
私は2児の母。産前産後サポートはとてもやりがいのある仕事なので大好きです。
会社からの情報ですと、プレママのAさまは40歳過ぎて初めてのご出産。実のお母さまはコロナの影響もあり、手伝いにいらしていただけないとのこと。産休直前まで仕事がお忙しかったのと、出産を控えて体調がよくないので主に掃除と食事作りをしてほしいとのことでした。

「こんにちは。コンビスマイルから参りましたBと申します。」と名乗ると、ドアが静かに開きました。
プレママのAさまの表情は固く、想像していた以上に疲れていらっしゃるご様子でした。
まず、プレママのAさまから直接ご要望を伺い、時間配分を考えました。

はじめは、お掃除です。
「トイレとお風呂場をお掃除してください。汚れが気になるのですが体が重くて動けないので、思い切って産前産後サポートのサービスをお願いしました。このようなサービスを利用するのは初めてなのでよろしく。」
「かしこまりました。臨月になると誰でもお掃除はたいへんになります。どうぞ、気になさらないでご要望をお伝えください。」

「トイレとお風呂場のお掃除が終わりました。ご確認いただけますでしょうか?」
ご利用者によってご要望は様々です。お風呂場の壁に水滴が残らないように注意して拭いたのですが、満足していただけるでしょうか? お返事をいただくまでどきどきします。 
「助かりました。お掃除していただいただけで心にたまっていた汚れも取れたような気がします。」
プレママのAさまからこうおっしゃっていただいて、ほっとしました。

次はお食事作りです。
「つい、外食やコンビニ弁当が中心になってしまい、母に作ってもらったような素朴なお料理が食べたいのです。鮭の塩焼きに大根おろしをたくさん添えたのとひじきの煮つけ、具沢山のお味噌汁、サラダが一品あると嬉しいです。夫の分も作ってください。」
プレママのAさまのお母さまへの思いがジーンと伝わってきました。
メモとお財布を持って近所のスーパーへお買い物に。少し高かったのですが鮭は塩分控えめの新鮮なものにしました。

味付け、気に入っていただけるかしら? とちょっと不安でしたが
「わあ、おいしい! 母の味によく似ていて本当に懐かしい味です。久しぶりです。こういうお食事。」
食欲が出なくて、とおっしゃっていたプレママのAさまが、笑顔で完食してくださったとき、私まで幸せな気分になりました。

「あと30分あります。他にお掃除などお手伝いをすることはありますか? 何でもご要望をお伝えください。」
お食事が終わって、音楽を気持ちよさそうに聞いているプレママのAさまにそっと伺いました。
この後、思いがけずたくさんお話をお聞きすることになったのです。

(写真と本文は関係ありません。名前は仮名です。)

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