好き嫌いの多い子どもに悩んでいます。
私は、４歳と２歳の子どもを育てている母親ですが、４歳の子どもは、特に野菜の好き嫌いが多く、２歳の子どもは、魚と鶏肉を食べません。
〇ベビー＆キッズシッターさんを頼むことになった
仕事の関係で、ベビー＆キッズシッターさんを頼むことになりました。
夕食をあらかじめ作っておく必要がありますが、好き嫌いの多い二人の喜んで食べるメニューを考えるのはとても気の重いことです。どうしてもワンパターンのメニューしか思いつかなくなってしまったからです。
〇好き嫌いを直すためにこんなに工夫をしてきたのに
野菜の好き嫌いの多い4歳の子どもに人参を食べさせるために、細かく刻んだり、人参特有のにおいが気にならないようにスパイスをきかせたり、どんなに工夫したことか・・・。
「にんじんさん」のご本も繰り返し読んで、大きくなるために必要だという話をしました。
でも、「嫌い！」とお皿からつまみ出してしまうのです。
魚の嫌いな2歳の子どもに魚を食べさせるために、白身の魚をすりつぶして形をなくしてバターで焼いてみたり、赤身の魚をほぐして甘辛く味をつけて牛肉のようにしてみたり、どんなに工夫したことか・・・。
でも、「いや～！」と口から出してしまうのです。私の方が泣きそうになりました。
〇ベビー＆キッズシッターさんに相談してみた
いらしたベビー＆キッズシッターさんは、ベテランの方でした。
そこで、正直に子どもの好き嫌いについて相談することにしました。
私の話をじっときいてくれたベビー＆キッズシッターさんは、
「お母さまが、お子さまの好き嫌いに悩んでいらっしゃるお気持ちよくわかります。お子さまの食事について本当によく考えて頑張っていらっしゃいますね。」と言ってくれました。
そして「お母さまご自身はどうでしたか？」とにっこりしながら、たずねました。
「私は、なんでもよく食べる子だったのです。食いしん坊だったのかもしれませんね。
ただ、父親が好き嫌いが多くて困ったと義母から聞いたことがあります。」と、答えると
「お父さまは今は、どうですか？」と聞きました。
「今は私の作ったものを、なんでも食べてくれます。」
ベビー＆キッズシッターさんは、続けて私にたずねました。
「お二人のお子さまは、保育園ではどうなのですか？」
「それが、保育園では給食をちゃんと食べるらしいです。どうして家でこんなに好き嫌いをするのか、悩んでしまいます。」
ベビー＆キッズシッターさんは、にっこり笑いました。
「保育園の給食で栄養のバランスが取れることは良いことですよね。」
〇ベビー＆キッズシッターさんの打ち明け話
そして、ベビー＆キッズシッターさんは、話し始めました。
「私の立場でこう言ってはいけないのかもしれませんが・・・。
私自身ひどい好き嫌いがあって、母を困らせました。好き嫌いには色んな原因があります。味ばかりでなく、口当たり、におい、形・・・。
私は小学校の給食が嫌いで、クラス一食べるのが遅かったんです。そしたら、4年生の時の担任の先生が、『僕は好き嫌いがあるんだ。この人参おいしくないね。』とおっしゃってびっくりしたんです。そして、好き嫌いがあっても良いんだ、と思ったとたんに、給食の時間が楽しくなったのです。
大きくなるにつれて、自然に色んなおいしさがわかってくることもありました。そうして、私はこの通り健康に育つことができました。」
肩の上に乗っていた重いものがストンと消えたような気がしました。
子どもの「好き嫌い」について悩み続けなくて良いんだ、と気づいたから・・・。
〇ベビー＆キッズシッターさんの好き嫌いについてのアドバイス
さらに、ベビー＆キッズシッターさんはこんなアドバイスもしてくださいました。
「お母さま、お子さまの喜ぶメニューが続いても別に良いのではないでしょうか？
食事で一番大切なことは、楽しい、おいしい、と思えることだと思うのです。」
「そうしている中で、さりげなく苦手な食材も加えていく・・・。食べなかったら、無理強いしないで。」
〇子どもの好き嫌いについてそんなに悩まなくていいんだ
とても明るい気分になりました。
夕食のメニューについてそんなに悩まなくても良いんだ、と思うと食事作りが楽しみにさえなってきました。
（ご利用者 K.K様）
お母さまの心の変化が、お子さまに伝わっていく予感がします。好き嫌いがあるって、味覚がデリケート という考え方もできるかもしれないな、と私は思うのですが。
（広報担当 Yasuko）
〇ご利用になりたい方、内容についてのお問い合わせ先はこちらです。
お問い合わせ先
〇ベビー＆キッズシッターサービスの内容と料金はこちらです。
サービス内容と料金
〇 ベビー＆キッズシッターなどの仕事をしたい方の求人情報はこちらです。
求人情報
