セミと遊んだ! 【ベビー&キッズシッターの保育記録から】

08-16-2022

4歳男児と一緒にセミと遊んだ日の記録です。セミの抜け殻や亡骸と触れ合う中で、セミが羽化したり、死を迎えたりすることを子どもは学びます。生きたセミを捕まえた時の感触、逃がしたセミが青空に飛んでいく様子を嬉しい思いで見つめた一瞬。この夏の思い出になることでしょう。(広報担当 Y.N)

セミ、取りに行こうよ!

4歳の男の子とセミ取りに出掛けました。念のために、取ったセミを入れるためにポリ袋を何枚か用意しました。
公園に行く道は太陽がじりじりと照り付けてフライパンみたいでした。
男の子が「あった!」と立ち止まりました。つまんだのは、道端の草にしがみついているセミの抜け殻。男の子は大事そうにポリ袋に入れました。「あっ ここにも!」あっという間にポリ袋の中に5匹ほどのセミの抜け殻が入っていました。

アリにたべられちゃうとかわいそう

公園に着きました。男の子がしゃがみ込んでじっと地面を眺めています。「何?」見ると、たくさんのアリがセミの亡骸を運んでいくところでした。
「かわいそう!」男の子は、アリを棒で払いのけるとぼろぼろになりかけたセミの亡骸を二つ目のポリ袋に入れました。
「アリにたべられちゃうとかわいそうだもの・・・。たすけてあげるの。」地面にはたくさんのセミの亡骸が。二つ目のポリ袋はセミの亡骸でいっぱいになりました。

セミのお墓

「これ、持ち帰るの? お母さんがなんて言うかな?」「たぶん、ダメって言うと思う。ママ、セミがこわいんだって。」
二人でどうしようか考えました。
「セミの抜け殻はね、セミが一人前になって羽で飛べるようになったときに脱いだ服なんだよ。」
「セミはね、すぐにおじいさん、おばあさんになって死んじゃうんだよ。」と少しお話をしました。
う~~ん、と考えていた男の子は、セミのお墓を作ることにしました。公園の隅にシャベルで大きな穴を掘りました。セミの抜け殻と亡骸を埋めて、土をかけました。
「セミさんさようなら。アリにたべられませんように。」男の子は百日紅の花をセミのお墓の上に飾ると、手を合わせてお祈りしました。

お昼寝中のセミをつかまえた!

公園の帰り道、木にとまってお昼寝をしているセミを見つけました。
「とれるかな? どきどきしちゃう。」男の子はそーっと手を伸ばしました。セミは、ジイジイジイ・・・と鳴きながら羽をバタバタさせましたが、うまくつかまえることができました。私も手伝ってポリ袋に大切に入れました。バタバタ・・・ポリ袋の中でセミはあばれましたが、男の子はしっかりポリ袋の口を閉めて、家に持ち帰りました。
家に虫かごがあったので、二人でセミをその中に入れました。「セミはなにをたべるのかな?」帰り道につんできた葉っぱと小さな木の枝を入れてあげました。


セミさん、さようなら!

1時間ほど経ちました。「セミ、どうしたかな?」虫かごを見に行くと、セミがさみしそうにじっとしています。「セミさんは、長い間地面の中にいて、やっと出てくるとすぐ死んじゃうんだよ。どうする?」と言うと、男の子は暫く考えた後、きっぱりと言いました。「やっぱりにがしてあげる。」

虫かごのふたをあけると、セミはジジジジジッと鳴いて、元気に飛んでいきました。青い青い空に飛んでいくセミを見て、男の子もうれしそうでした。

(ベビー&キッズシッター N.F)

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