頑張れないときがあっても良い 弱音をはいても良い 【スペシャルニーズサポートを必要とするお子さまとの10年の歩みから】

01-05-2022

発達障害のあるAちゃんを療育のお教室に連れて行った時の出来事です。

「お教室に行きたくない」と言い出した時

療育のお教室に行くため、電車移動して最寄り駅に到着しました。
お子さまが突然「お教室に行きたくない。」と、訴えてきました。初めてのことで、どうしてしまったのだろう? と考えました。疲れてしまったのかな? 気分が乗らないのかな? 
・・・ お子さまには何か理由があるはずです。
「Aちゃん疲れちゃったの?」と聞いてみると「つかれた。」と答えました。
「わかったよ。でもここでは休めないから、お教室のソファーで少し休もうね。」
と話すとお子さまは歩き出しました。
しかし足取りは重く元気が感じられません。
「Aちゃんの好きな歌うたおうよ。」というと表情が穏やかになりました。歌うことはお子さまへの励ましとなり、2人で大合唱しながら気分が上向きになっていきました。
足取りも軽くお教室に入室後、着席せずウロウロ・・・。15分後にはお落ち着いた様子で着席しました。
療育の教室はモニターでお子さまの様子を見ることができるのです。
(ベビー&キッズシッターN.F)

☆お子さまが「行きたくない」というときは何か理由があるのですね。
根気強くベビー&キッズシッターがお子さまの行きたくない理由を考えていると、「つかれた」という弱音をはく言葉が出てきました。お子さまが安心して弱音をはけるように待つこと、これも保育者に必要な保育マインドだと思います。
次は気分転換。大合唱をしているうちに、足取りが軽くなって来たようですね。(広報担当 Y.N)

質問の嵐

お子さまは先生に質問をします。
「先生りんご好き?」「僕も好き。」
「先生魚好き?」「僕は嫌い。肉が好き。」
と、先生との会話も弾み、いつも通りのテンションで楽しそうでした。
ひらがなのなぞりやマグロやトマトなどの食べ物をひらがなで書く練習や、時計のお勉強もしました。わからないことは先生に聞くこともできていて成長が感じられました。
きっとお教室に行ったらいつものAちゃんに戻ると思っていました。頑張れるお子様だからです。でも頑張れないときがあっても良いと思います。
お子さまが発した弱音にベビー&キッズシッターが寄りそう気持ちが伝わることで、お子さまの気持ちは救われます。お子さまが再び頑張ろうと思えるきっかけを作ってあげたいと思います。
お子さまが笑顔になれることがきっと何かあるはずです。そっとお子さまの背中を押しながら見守ってあげようと思います。
(ベビー&キッズシッター N.F)

☆ベビー&キッズシッターの予想通り、お教室に入ってからのAちゃんはいつものテンションに。

N.Fベビー&キッズシッターの言う通り、頑張れないときがあっても良い。弱音をはいても良い。そんな気持ちに寄り添い、ひたすら待つ心が、お子さまの「再び頑張ろう」と思うきっかけにつながる・・・ どのお子さまにも通じることなのではないでしょうか?
(広報担当 Y.N)

●「スペシャルニーズサポート」とは、自閉症・ダウン症など障害のあるお子さまのサポートです。

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(写真と内容は関係ありません。)

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