雨降りの日のできごと ~「スペシャルニーズサポートを必要とするお子さまとの10年の歩み」から~

07-07-2021

コンビスマイルの「スペシャルニーズサポート」は、自閉症、ダウン症、目や耳の不自由なお子さまなど障害のあるお子さまや慢性疾患のあるお子さまなど、特別なニーズがあり配慮が必要なお子さまを安全に見守るサービスです。コンビスマイルでは「スペシャルニーズサポート」を必要とするお子さまとかかわったことのあるベビー&キッズシッターを中心に会社で行う研修を受講済みのベビー&キッズシッターがこの仕事にかかわります。
ベビー&キッズシッターのN.Fさんも多くの「スペシャルニーズサポート」にかかわっているベテランスタッフです。N.Fさんがまとめた「お子さまとの10年の歩み」の中から、3歳までの歩みについてはすでにブログでご紹介してきました。今回から3歳~10歳までの記録を連載していきます。(広報担当 Y.N)


雨降りの日の楽しいできごと

お子さまは3歳になりました。雨降りの日、お子さまは私の傘に興味を示していました。一緒に傘を持ち、保育園から自宅まで帰りました。
そのことをお母さまにお伝えしたところ
「傘は自分でまだ持つことができないので子どものものはないんです。」とお話しされました。
そこで興味を持ったことは経験させてあげたいという気持ちから、お子さま用に軽量の折り畳み傘を持参するようにしました。
「今日は傘を貸してあげるね。」と言って傘を広げてあげました。
すると傘を持ったお子さまに笑顔がこぼれました。傘が左右に傾いてしまうのを支えてあげながら、お子さまはしっかりと傘を持って歩いていました。(N.F)

★お子さまが傘に興味を持っていることに気づいたベビー&キッズシッターは、安全に配慮しながら自分で傘をさす体験させてあげたのですね。
障害のあるお子さまが、「興味がある!」というメッセージを発した時にそれを受け止める感性はとても大切です。
「新しいことができる!」という体験はお子さまの自信につながっていったことでしょう。(Y.N)

ひとりで着替えができた!

お着替えをするとき、甘えん坊のお子さまは自分でしようとしません。待っていたら着せてもらえるとお子さまにはわかっていたからです。
そこでどのようにしたらできるかを丁寧に教えてあげました。練習を重ねていくうちに「待っていても甘えられないかな? 自分で着ないといけないかな?」とお子さまが感じ取っていました。
私がズボンの裾からのぞき込み
「Aちゃんの足出てきてー!」と叫ぶとお子さまはキャッキャッと笑いました。
笑いながら楽しい気分になり、自分でズボンに足を通して裾から足が出てきました。
ちょっとしたきっかけでお子さまは楽しく頑張れるものです。
Tシャツを着る際になかなか頭が出ず苦戦することもありました。それでもお子さまは一生懸命でした。
このようにして励まし、ほめてあげることで成功例は増えていきました。(N.F)

★「自分で着ないといけないかな?」とお子さま自身で気づくような働きかけ、根気とコツが必要です。
何よりも、「楽しい気分」になることが大切なのですね。
障害のあるお子さまばかりでなく、どんなお子さまに対しても「何かができる」ようになるために必要な働きかけだと思います。(Y.N)

ゆっくりじっくりトイレトレーニング

トイレトレーニングを進めていこうと便座にお子さまをお座りさせました。すぐに便座から降りようとしてしまいます。
「10までがんばって。」
と言って私が数を数えたり、アンパンマンの歌を歌ったりするとじっと座ったまま聞いてくれました。
座れたことをほめてあげる・・・それだけでよいと思い
「またおトイレに来て頑張ろうね。」とお話ししました。
いつかきっとできるので、無理をさせずにゆっくりトイレトレーニングをしていきました。(N.F)

★まず、トイレの便座に座れればよい・・・
ゆっくりじっくりトイレトレーニング きっといつか成果につながる日が来ることでしょう。 
障害のあるAちゃんがどのようにゆっくりじっくり成長していくかも楽しみです。
(Y.N)

(写真と内容は関係ありません。)

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