電車、汽車・・・鉄道って気持ちをワクワクさせますね。
何両もつながって重い音を立てながらホームに入ってくると、
風が巻き起こり、たくましい感じ。
走り出すときのちょっとスリルのある瞬間。
降りるときの残念な気持ち。
軽快に走っていく姿も美しい・・・。
私の大好きな鉄道の本が本屋さんにずらりと並んでいました。
その中から3冊をご紹介します。
(ベビー&キッズシッター Y.N)
がたんごとん がたんごとん
作 安西水丸
出版社 福音館
対象 0歳から
表紙は緑色の上に真っ黒にくっきりと描かれた汽車。
赤ちゃんの目が釘付けになります。
ページを開くと
がたんごとん がたんごとん のせてくださーい
待っているのは哺乳瓶。
がたんごとん がたんごとん のせてくださーい
次に待っているのは?
コップやスプーン
その次はリンゴとバナナ
「のせてくださーい」
というみんなをのせて
汽車はがたんごとんと走っていきます。
くりかえしのお話、くっきりした絵
赤ちゃんがとても喜ぶおすすめの絵本です。
でんしゃ すきなのどーれ?
作 岡本雄司
出版社 福音館
対象 2歳以上
表紙にいろんな顔の電車。
「すきなでんしゃ、どーれ?」
と聞いただけで、子どもたちはこの絵本に夢中になります。
やさしい顔 おこった顔
赤い顔 黄色い顔
「これ!」とすぐに指さす子ども
「どれにしようかなあ」と迷う子ども
これがお子様たちとの楽しい会話のきっかけになります。
いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう
作・絵 バージニア・リー・バートン
訳 村岡花子
出版社 福音館
対象 5歳から
アメリカの女性作家、バージニア・リー・バートンの最初の絵本で、長男のために書かれたと言われています。
モノクロの絵が力強く想像力をかきたて、村岡花子の訳もとても素敵です。
真っ黒でピカピカ光るきれいでかわいい機関車ちゅうちゅうは、毎日たくさんの人や手紙、荷物を乗せて走っていました。
でもある日、「もう、あんな重い客車ひきたくないなあ。」と、ちゅうちゅう一人だけで走り出します。
ぴゅー とものすごいで走って大冒険をするちゅうちゅう!
自由になったちゅうちゅうの気持ちになって読み進めます。
スリル満点!
やがて日が暮れて古い線路に迷い込んでとうとう止まってしまったちゅうちゅう・・・。途方にくれます。
この本を読むとき、教訓じみたことは一切言いたくありません。
最後に困り果てたときに助けに来てくれたのはいつもの仲間・・・。
読み聞かせを聞いている子どもたち自身が、何が大切かに気づいてくれたら、と思うからです。
古くからある私の大好きな絵本です。
(ベビー&キッズシッター Y.N)
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