ベビーシッターは、お子様一人ひとりの居宅を訪問して行う保育です。
それぞれの家族に寄り添う保護者支援なので、ベビーシッターだからこそできる支援があります。
子どもと保護者の情緒の安定 ~2歳児 イヤイヤ期の場合~
親子関係って、愛情が深い分、時にはガツンとぶつかることがありますね。
例えば、2歳になって、今まで素直に言うことを聞いていた子どもに
「お出かけするからお洋服を着替えましょうね。」と言って、着替えさせようとしたら
突然「いや~~!」
という返事が返ってくることがあります。
無理に着替えをしようとすれば、ひっくり返って「いやだいやだ~~」と、大声で泣きます。
・・・今まであんなに言うことを聞いていたのに、反抗期になったのかしら? 心配!
保護者は子どもにどう対応してよいか分からなくなって、困り果ててしまいます。
「いや~」というのは、自立心の表れ
「この頃、娘が反抗期に入ったらしくてどう扱ったらよいのか困ってしまって。」疲れ果てた保護者に、
ベビーシッターがこんな説明をしたら、保護者は子どもにどう対応したらよいかを学ぶことができますね。
「大丈夫ですよ、お母様。お子様はとても順調に成長していますね。『いや~』と言えることは、お子様の発達に大切なことなのですよ。
2歳くらいになると、自分の意志と大人の意志が違うということがわかり、自分の気持ちを『いや~』という言葉で伝えるんです。
研修でロールプレイをしたことがあって、私は2歳児になり、保護者役の方が『○○しましょうね』と優しく言ったときに『いや~』と言ってみたんです。そしたらとても気持ちが良かった! 保護者役の方には申し訳なかったんですけれど・・・
お子様も『いや~』という言葉が魔法の言葉のように効き目があることを学んで、自分のしたい気持ちを表しているんですよ。
自分でしたいという気持ちを、大切に育むことがこの時期には大切なんです。
Aちゃんは、とても人の気持ちのわかるお子様ですから、自分でしたいという気持ちを表せるように、見守ってあげるとよいと思いますよ。」
どう接したら良いの?
子どもによって、自我の主張の方法はさまざまです。
「いや~」のほか「じぶんで~」「だめ~」 口ではうまく言えなくてパニックになって泣き叫ぶ など。
接し方のポイントとしては、それぞれの子どもの気持ちに寄り添うことです。
「○○したかったんだね~」「○○がいやだったんだね~」など
やりたい気持ちはあってもうまくいかなくて、かんしゃくを起こしてしまうことも。そんな時には「途中まで手伝っていいかな?」
そして最後の仕上げを「してみようかな?」
うまくできたときは「すごいねえ~ ○ちゃんできるね。」
この一言で、子どもは「できる」自信を持つことができるのです。
でも、保護者はつい「ダメでしょ!」「ほら自分ではできないんだから!」などと言いがち。頭ではわかっていてもいつもいつも子どもの気持ちに寄り添っていられない事情もあります。
ベビーシッターだからできる保護者支援
保護者にとって自分の気持ちを理解し、寄り添って子育て支援をしてくれる人が存在すると、そのことが保護者の気持ちを安定させます。保護者の気持ちが安定し、余裕ができると、子どもの気持ちに寄り添った接し方ができるようになります。
保護者と子どもの気持ちがガツンとぶつかりそうになった時、その間をふんわりと和らげるにクッションのようなベビーシッター。保護者の気持ちを子どもに伝え、子どもの言動を保護者に伝えることのできるベビーシッター。
ベビーシッターが子どもの気持ちに寄り添った対応をすることで、子ども自身が自信を持ち、成長していく様子が保護者の安心につながることもあります。
そしてなんといっても個別対応。そのご家庭の子育ての方針を尊重しながら、それぞれのお子様の心に寄り添うことは、ベビーシッターだからこそできることです。
(広報担当 Y.N)
〇ご利用になりたい方、内容についてのお問い合わせ先はこちらです。
お問い合わせ先
〇ベビー&キッズシッターサービスの内容と料金はこちらです。
サービス内容と料金
〇 ベビー&キッズシッターの仕事をしたい方の求人情報はこちらです。
求人情報