ベビーシッターは、お子様を保育するだけでなく、保護者支援をする重要な役割を担っています。
ベビーシッターは、お子様の居宅を訪問して、それぞれの家族に寄り添いながら、保護者支援をすることができる立場にあるからです。
最近の子育てを取り巻く環境は大きく変わっています。
核家族化により祖父母世代の支援を受けにくかったり、近隣・地域との関係が希薄化したりする中、次のような社会的な環境の変化があります。
出生数の加速的な減少
先ず、出生数の減少が加速化していることが挙げられます。
第一次ベビーブームだった1947年から1949年の年間出生数は約270万人、第二次ベビーブームだった1971年から1974年の年間出生数は約210万人でした。
けれども第三次ベビーブームは訪れることがなく、年間出生数も下がり続け、2024年の出生数は70万人以下になると予測されています。
出生数の減少の原因には様々な要素があると思われますが、生まれた子どもたちの一人ひとりが、保護者の温かい愛情に包まれながら育まれながら、健やかに成長することが望まれます。
その為には、保護者の経済的な安定に加えて、保護者の子育てを支援しながら保護者を見守り、時にはアドバイスを行う人が存在し、マルトリートメントや虐待を未然に防ぐ必要があると思うのです。
共働き家庭の増加
次に共働き家庭の増加が挙げられます。
働く夫と専業主婦の世帯は減少し続けていますが、共働き世帯は増加中です。 2001年から2021年までで約1.5倍も増加しており夫婦のいる世帯全体の約7割にまで達しているとのことです。(内閣府「男女共同参画白書 令和4年版」(2022年)による)
共働き家庭の増加に伴い、「待機児童対策」が行われ、保育所の充実が行われました。保育所では、保護者に対する子育て支援が行われていますが、施設型の保育所だけではカバーできない家庭における保護者支援も必要だと思います。
ベビーシッター事業も認可外保育施設に位置付けられています。
ベビーシッターだからできる保護者支援
ベビーシッターだからこそできる保護者支援、とはどんなことでしょうか?
それは、個々の家庭の状況に沿った個別の保護者支援を行えるということです。家庭の状況は「10のドアを開けると10の違う光景があるんですよ!」と、あるベビーシッターさんが言っていたように、一つひとつの家庭のニーズ、抱えている問題などは様々です。子どもの個性、気質、発達段階なども、一人ずつ異なります。
家庭において個別保育を行うベビーシッターだからこそ、個別の保護者支援ができるのです。
保護者の視点から見れば、
「こんにちは。お父様、お母様の子育ての方針を大切にしながら、ご一緒にお子様の成長を見守らせていただきます。」
という人が現れることが、どんなに心強いことでしょう。
「家庭での子育てを自分たちだけで頑張らなくて良いんだ!」
「仕事を慌てて終わらせて、保育所のお迎えに急がなくて良いんだ!」
「仕事から帰ると、子どもが食事を済ませてお風呂に入って、ベビーシッターさんと楽しそうに遊んでいるなんて、夢みたい・・・」
と、思えるかもしれませんね。
これが、保育所のお迎えもでき、子どもの居宅で保育を行うベビーシッターだからこそできる保護者支援なのです。
(広報担当:Y.N)
〇ご利用になりたい方、内容についてのお問い合わせ先はこちらです。
お問い合わせ先
〇ベビー&キッズシッターサービスの内容と料金はこちらです。
サービス内容と料金
〇 ベビー&キッズシッターの仕事をしたい方の求人情報はこちらです。
求人情報