ベビーシッターと散歩をする時間はお子様にとって貴重なとき。
暑かった日差しも和らいだので、Aちゃんといつもより少し遠くの公園まで散歩に出かけることにしました。
木の実を見つけた
シッター「空、青いねえ・・・。」
上を見るとAちゃんが
Aちゃん「何か丸い物がなっているよ。」
シッター「あっ ザクロだ!」
Aちゃん「おもしろいかたちの実だねえ。」
シッター「ほら、こっちにもある!」
Aちゃん「食べられるかなあ?」
シッター「すっぱいよ。ジュースとかにするとおいしいかも。」
Aちゃん「これ、カキかな?」
シッター「良く見つけたね。」
Aちゃん「まだオレンジ色ではないね。」
シッター「これから色が変わっていくのが楽しみだね。」
Aちゃん「どんぐり みーつけた!」
シッター「わあ、かわいいねえ。」
Aちゃんは拾ったドングリを持ってきたビニール袋に入れました。
さりげないおしゃべりをしているうちに公園に着きました。
公園の周りも秋の草や花がいっぱいでした。
秋の七草
シッター「秋の七草って知ってる?」
Aちゃん「うーん わからない。」
シッター「秋の七草はねえ、昔の万葉集っていう歌集にのっている『やまのうえのおくら』という人の歌がもとになっているんだって。秋に咲く花や草の名前なんだよ。」
Aちゃん「ふーん。昔の花の名前なんだね。」
シッター「ハギ キキョウ クズ フジバカマ オミナエシ オバナ ナデシコ 秋の七草 って覚えるんだよ。」
Aちゃん「ふーん。そうなんだあ。」
シッター「それがAちゃんの目の前にあるとしたらどうする?」
Aちゃん「ええ~っ?!」
なんとなく遠い目をしていたAちゃんの目がキラリと光りました。
シッター「公園に3つだけあるのを見つけたの。これがハギ これがクズ これがオバナ」
Aちゃんは、「ハギ」「クズ」に近寄って、「ハギ」「クズ」と繰り返していました。
Aちゃん「あれっ? オバナってススキじゃない?」
シッター「そうそう。ススキのことをオバナって言ってたんだね。クズもそのうちに花が咲くんだよ。」
それから、自然に囲まれた公園で、Aちゃんは嬉しそうに遊び始めました。
(ベビー&キッズシッター Y.N)
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