カステラとパンとコロッケの絵本 ~ベビー&キッズシッターおススメの絵本~

09-23-2021

「カステラとパンとコロッケ」・・・今回は想像しただけでお腹がキュウッとなりそうなほど、美味しそうな香りがする「焼きたての食べ物」の絵本を選びました。

ぐりとぐら

作:なかがわりえこ
絵:おおむらゆりこ
出版社:福音館書店

「ぼくらの なまえは ぐりとぐら
 このよで いちばん すきなのは
 おりょうりすること たべること
 ぐり ぐら ぐり ぐら」

おなじみのふたごの野ねずみ、ぐりとぐらは、1963年にこの絵本から誕生したということです。
森で見つけた大きな卵。ぐりとぐらは何を作ろうとしたのでしょう? 目玉焼き? 卵焼き? 
いえいえ、二人はなんと食べきれないほど大きなカステラを作ることにしたのです。
大きすぎて運べない卵。そこで、ぐりとぐらはフライパンを持ってきてその場で調理することになりました。
大きなカステラの焼けるにおい・・・ 考えただけでもおいしそう! 森中の動物たちが集まってきます。
焼きあがったカステラのふっくら美味しそうなこと!!  
このシーンが私は一番好きで、何度でも眺めてしまいます。
お話をつくられた中川李枝子さんと、絵を描かれたおおむらゆりこさんは、「子どもたちにとびっきり上等でおいしいおやつをごちそうしよう」と考えてこの絵本を作られたということです。
(ベビー&キッズシッター Y.N)

からすのパンやさん


作 かこさとし
出版社 偕成社

いずみがもりにからすのパン屋さんがありました。ある日生まれた四羽の赤ちゃん。
白色のカラスはオモチちゃん。黄色のカラスはレモンちゃん。赤色のカラスはリンゴちゃん。茶色のカラスはチョコちゃん。カラスの夫婦は、体の色にぴったりの名前を赤ちゃん達に名付けました。
でも、仕事と子育てに忙しいからすの夫婦は失敗続きで貧乏に。
そこで子どもたちの意見を取り入れて作ったいろいろなパン!!

子どもたちは、このページを見ると目が釘付けに!
やがて、お客さんがたくさん来るようになり、勘違いで消防車がきて、救急車がきて、警官隊もくるシーンも子どもたちが喜びます。
「かじだ、かじだ、大火事だ。まっかかーの大火事だ。けが人たくさん出たようだ」
とてもリズムがよく、読んでいても聞いていても心地よいのです。ストーリーも温かくてユーモラス。絵の細かい描写がすみずみまで面白い。ぜひ手に取ってご覧ください。
(ベビー&キッズシッター Y.N)



11ぴきのねことあほうどり


作: 馬場のぼる
出版社:こぐま社

11ぴきのねこたちが、コロッケ屋をはじめます。
「さあ、できたてのコロッケはいかが」
コロッケ屋は大繁盛! ねこたちは毎日せっせとコロッケをつくります。


ところが、そのうちに少しずつ売れ残るようになり、ねこたちは毎晩コロッケを食べ続けることに。
「あー もう コロッケはあきたよ」「おいしい鳥の丸焼きがたべたいねえ」
そこへやってきたのが・・・なんと一羽のあほうどり!
ちょっとしたたかだけど間の抜けたところのある愛すべき11ぴきのねこと、疑うことをしらないあほうどり。
さて、どうなるのでしょう?! 意外な結末とは??
馬場のぼるさんによって1967年に誕生した「11ぴきのねこ」シリーズの2作目。
美味しそうなコロッケに子どもたちのお腹がキューっとなることでしょう。
(ベビー&キッズシッター Y.N)

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